『三字経』 第15単元 孔子の話

 

论语者  二十篇

論語は 二十篇

群弟子  记善言

群弟子 善言を記す

孟子者  七篇止

孟子(もうし)は 七篇にして止む

讲道德  说仁义

道徳を講じ 仁義を説く

《解釈》

『論語』は、二十篇。孔子の多くの弟子たちが道にかなったよい言葉を記したものである。

『孟子』は七篇。道徳と仁義とを説いている。

 

《注釈》

○論語者、二十篇=『論語』は、学而、為政、八佾、里仁、公冶長、雍也、述而、泰伯、子罕、郷党、先進、顔淵、子路、憲問、衛霊公、季氏、陽貨、微子、子張、堯曰の二十篇よりなる。

○孟子者、七篇止=『孟子』は、梁恵王、公孫丑、滕文公、離婁、万章、告子、尽心の七篇よりなる。

(以上、漢字文化資料館より引用)

冉有

孔門十哲の一人。名は求、字は子有。行政手腕に優れ李氏に用いられる。孔子からも政治の才能を認められ、大きな町や卿の家の長官として取り仕切ることができると評された。

(Wikipediaより)

子路

中国、春秋時代の士人。孔子の弟子。姓は仲(ちゅう)、名は由(ゆ)。子路は字(あざな)、また季路(きろ)とも。魯(ろ)の卞(べん)(山東省)の人。四科十哲の政事にあげられる。武勇に優れた勇士。豪毅(ごうき)かつ実直な人柄。その武才をもってつねに孔子を守護した。師に対しても率直に意見を述べ、孔子も子路の蛮勇や粗野をたしなめることが多いが、もっとも心の通い合った弟子といえよう。

(日本大百科全書より)

 
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