北朝鮮への軍事行動、「近いとは思わない」=ユン米国務省担当代表

[東京 1日 ロイター] – 米国務省のジョセフ・ユン北朝鮮担当特別代表は1日、都内で会見し、米国が北朝鮮に軍事的な手段に踏み切る可能性について、「(その時期が)近いとは思わない」と述べた。

来日中のユン氏は都内で東アジアの安全保障に関するイベントに参加。その後に他のパネリストとともに記者会見した。

ユン氏は「我々の政策は、圧力をかけ、同時に対話の門戸を開いておくこと」と述べ、米国の対北朝鮮政策を改めて説明。一方で、すべての選択肢が机上にあるとし、「軍事的なオプションも入れざるをえない」と語った。その上で「(軍事オプションが)近いとは思わない」と語った。

(久保信博)

 
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