北朝鮮、核実験場廃棄の取材で韓国記者団も受け入れ=韓国統一省

[ソウル 23日 ロイター] – 韓国統一省は23日、北朝鮮が核実験場の廃棄を取材する韓国記者団の名簿を受理し、取材を許可したと発表した。記者らが北朝鮮に向けていつ出発するかは明らかにしていない。

核実験の中止を表明している北朝鮮は、豊渓里(プンゲリ)核実験場の廃棄の取材に韓国を含む外国のメディアを招待した。しかし、北朝鮮は米韓合同軍事演習に抗議して16日に予定されていた南北閣僚級協議の中止を発表して以来、核実験場の廃棄を取材する韓国記者団の名簿の受け取りを拒否していた。

韓国以外の外国メディアの記者団は22日、北朝鮮の元山(ウォンサン)市に到着し、実験場に案内されるのを待っている。

外国メディアの記者らは、北朝鮮当局は天候不良のため実験場に向かえないと説明しているが、韓国の記者団の到着を待っている可能性があると語った。

廃棄のイベントは5月23日から25日に予定されている。

 
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