米・ユタ州に拠点を置く画家がトランプ大統領と彼の政権のメンバーが「沼を渡る」絵を描きました。これは、昔描かれた「ワシントン司令官、デラウェア川を渡る」をまねて描かれた絵です。
ジョン・ミクノートン氏が「沼を渡る」を公表すると、瞬く間にSNSで話題になりました。2016年の大統領選挙のキャンペーン中のトランプ大統領のキャッチフレーズの１つは、様々な問題を解決しようという意味で「沼の水を抜こう」でした。
My new painting – “Crossing the Swamp”
“Never give up. Never lower your light.
Never stop till the swamp is dry.” – Jon McNaughton
For a list of figures in the boat: https://t.co/ZIPdkBgcFU pic.twitter.com/CTPndvK5LM— Jon McNaughton (@McNaughtonArt) July 31, 2018
「諦めるな。明かりを下げてはならない。沼が乾燥するまで立ち止まってはならない」とミクノートン氏はツイッターに投稿しました。
ミクノートン氏のウェブサイトによると、絵に登場する人物は、ニッキー・ヘイリーアメリカ国連大使、ジェームズ・マティス国防長官、ベン・カーソン住宅・都市開発長官、トランプ大統領、ジェフ・セッションス司法長官、マイク・ペンス副大統領、メラニア・トランプ大統領夫人、マイク・ポンペイオ国務長官、サラ・サンダースホワイトハウス報道官、トランプ大統領の長女イヴァンカ・トランプ氏、ジョン・ボルトン国家安全保障担当補佐官、ケリーアン・コンウェイ大統領顧問、そしてジョン・ケリー大統領首席補佐官です。
ミクノートン氏はトランプ氏の支持者です。
「トランプ大統領は、真実・希望・繁栄の明かりをかかげて、ワシントンDCの『沼』を渡ろうと努力しています。国家を覆う濁水は、自分たちの思想や経済的利益を優先するためアメリカの繁栄を破壊しようと企てている危険な害虫たちであふれています」とミクノートン氏。
彼は、人々が絵を見て、絵に隠されたより深い意味を理解してほしいとも願っています。
「ワシントン司令官、デラウェア川を渡る」は1851年にドイツ系アメリカ人の画家エマニュエル・ロイツェによって描かれました。現在はニューヨークシティにあるメトロポリタン美術館に展示されています。
この絵は、後に初代アメリカ合衆国大統領に就任した司令官ジョージ・ワシントンが、アメリカ独立戦争中の1776年12月25日の夜に大陸軍とともにデラウェア川を渡る様子を描いています。
