ポンペオ米国務長官 イランの米国に対する誹謗中傷を非難

ポンペオ米国務長官は3月24日、声明を発表し、イランが人々の命を危険に晒している5つの事実を列挙し、イランの指導者がアメリカが中共ウイルスを作ったと誹謗中傷したことに反論しました。

ポンペオ国務長官は23日、アメリカが中共ウイルスを作ったというイラン最高指導者ハメネイ師の嘘を非難する声明を発表し、イラン政権が人々の命を危険に晒していることについて、5つの事実を挙げました。

1つ目は、2020年2月、イランの航空会社マーハーン航空はテヘラン-中国間で少なくとも55便を運航し、イラン国民が中共ウイルスに感染するリスクを高めました。

2つ目は、イラン政権が保健当局からの繰り返しの警告を無視し、少なくとも9日後まで最初の死亡例を認めなかったことです。テヘランはイラン国民と世界に嘘をつき続けており、実際に確認された症例や死亡者数は公式発表の数字を遥かに上回っています。

3つ目は、2012年以降、イランは160億ドル以上を投じて海外でテロ活動を行っています。また、イランの官僚は10億ユーロ以上の医療物資を横取りし、マスクや手袋などを備蓄し、闇市場で販売しています。

4つ目は、米国の対イラン制裁は、イランが食糧、医薬品、医療設備やその他の人道的製品を輸入することを制限していません。イラン当局の文書によると、イランの保健会社は1月から検査キットを輸入できるようになっています。

5つ目は、アメリカはイランなどに1億ドル以上の医療支援を行っているにも関わらず、ハメネイ師はアメリカをペテン師だと非難アメリカの人道支援を拒否しています。

駐中国米国大使館・領事館は「コロナウイルスが猛威を振るっている中でも、中国の飛行機はイランへの飛行を続けている。イラン政権がいかに自国民の安全よりも中国との関係を優先しているかを見てください」とツイートしました。

 
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