トランプ大統領「米中関係は非常に悪い」

トランプ大統領は5月8日、ホワイトハウスで、中共との関係は非常に困難であると述べ、米中貿易協議の第一段階の実施と将来について懐疑的な見方を示しました。

トランプ大統領は8日のFOXニュースのインタビューで、「中国との関係は非常に悪い」と述べました。 数か月前に歴代政権ではありえない中国との貿易協議に達したにもかかわらず、疫病の流行を受けて2月15日に発効した米中貿易協議の第一段階の実施と今後については懐疑的な見方を示しました。

トランプ大統領は、米中貿易関係をどう扱うかについてはまだ決定していないと述べました。

この日の前日、ロバート・ライトハイザー通商代表とスティーブン・ムニューシン財務長官は、中共の劉鶴副総理と電話会談を行い、協議規定に基づく義務の適時履行を確保するため、貿易協定の第1段階について話し合いました。

トランプ大統領は6日、中共が追加購入の公約を果たせなかった場合、貿易協議を打ち切ると述べています。

トランプ大統領は近日、中共がウイルスを発生源で止めるべきだったと繰り返し強調しており、懲罰的措置が取られる可能性があることを示唆しています。

トランプ大統領
「ひどいことが起きている。本来なら発生地で阻止できたはずだ。つまり中国でだ。簡単に、速く阻止できたはずだったが、何らかの原因で、彼ら(中共)はそうしなかった。試してみたが、制御できなかった可能性もある。しかしこれは恥だ。184か国で数十万人が死亡した」

ホワイトハウスのケイリー・マクナニー報道官は6日、米中関係は人々を失望させていると述べています。

ホワイトハウス報道官 ケイリー・マクナニー氏
「現在の(米中)関係には失望している。大統領も失望していると言ったが、中共の一部の決定は米国人を命を危険に晒している」

ここ数週間、トランプ大統領やポンペオ国務長官、ホワイトハウスの経済顧問クドロー氏を含む複数の政府関係者は、中共が故意に隠した疫病への対処について、数十の同盟国と対話を行ってきました。

 
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