疫病流行から初の選挙集会 トランプ大統領の演説が共鳴を呼ぶ

トランプ大統領は6月20日の夜、オクラホマ州タルサ市で疫病発生後初の選挙集会を開催しました。トランプ大統領は約1時間40分にわたり演説を行い、「法と秩序」を再度強調し、極左民主党や暴徒の行動を批判しました。

オクラホマ州タルサ市は伝統的に民主党を支持していましたが、近年は共和党に変わりつつあります。 集会は、19,000人収容可能なオクラホマ州タルサ市のバンク・オブ・オクラホマ・センターの屋内多目的アリーナで開催されました。

中共ウイルスの流行の影響を受けたにも関わらず、集会には100万人が申込み、支持者たちは数日前から会場前にテントを張り始めていました。

民衆の歓声の中、トランプ大統領は演説を始め、「サイレント・マジョリティはこれまで以上に強い 」と述べました。

トランプ大統領
「今日私は皆さんの前で宣言する。サイレント・マジョリティは過去のいつよりも強い 。5か月後、我々は寝ぼけたジョー・バイデンを打ち負かす」

「我々は急進左派を阻止し、全ての民族、肌色、宗教と信仰の米国市民のために、安全でチャンスのある未来を作り上げる。共和党は全ての人のために自由で平等、正義を求める政党であり、我々はアブラハム・リンカーンの政党であり、法と秩序の政党である」

トランプ大統領は演説の中で、ワシントン州とシアトル市の無政府状態も批判しました。現在、シアトル市警の支局がANTIFAなどの過激派グループに占拠され、暴徒が市内中心部にいわゆる「自治区」を設置しています。20日の早朝には、「自治区」内で発砲事件が発生し、1人が死亡、1人が負傷する事態となっています。

トランプ大統領
「やりたい放題の左翼暴徒は、我々の歴史を破壊し、記念碑を冒涜し、彫像を取り壊し、彼らに従わない人を懲罰し、消滅し、迫害しようとしている。我々はこれらに従ってはならない。これがまさに、我々がここにいる理由だ」

中共ウイルスの流行に対する米国政府の対応について、連日偏向報道を繰り返している左派メディアにも、大統領は反撃を加えました。

トランプ大統領
「中共ウイルス(COVID)については全く言及しない。彼らは5番街での25000人のデモや、民主党が掌握している都市の街頭でのデモについては、マスクをしていないとか言わない」

トランプ大統領
「私は1月下旬に米国を閉ざし、感染が深刻な中国からの人々の進入を阻止した。他の国より数か月も早かった。私は数多の人の命を救ったのに、全く取り上げない」

この選挙集会は地元住民数人によって提訴されていましたが、19日、オクラホマ州最高裁判所は、選挙イベントに参加するすべての人のマスク着用を義務づけることはしないとの判決を下しました。

 
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