「バイデンの半世紀にわたる失策」トランプ大統領 ライバルの地元で演説

8月20日、バイデン氏が正式に民主党候補指名を受諾する数時間前、トランプ大統領はバイデン氏の出身地であるペンシルベニア州で選挙集会を開き、演説を行いました。

トランプ大統領は20日の午後、ライバルのバイデン氏の出身地であるペンシルベニア州スクラントンに赴き、群衆から温かい歓迎を受けました。

トランプ大統領はその後、「バイデンの半世紀にわたる失策」と題した演説を行い、数時間後に民主党の大統領候補の指名受諾演説を行うバイデン氏に対し、批判を展開しました。

トランプ大統領
「75日後、我々はこの州で勝利を収め、再度4年間を勝ち取る。彼らは私たちを包囲しようとしたが、我々は彼を打ち負かした。我々はずっと彼を打ち負かすだろう」

また、トランプ大統領はアメリカ国民に対し、急進左翼の言いなりになり、半世紀近く政界にいたバイデン氏が選挙に勝てば、アメリカ人の生活を破壊してしまうと警告を発しました。

トランプ大統領
「彼(バイデン)はワシントンで半世紀にわたって国を売り、我々の雇用を奪い、他国が米国の雇用を盗むのを許した。メキシコ、中国と他の国だ。我々の雇用を奪っている。彼は47年間もいた。今になって、何かを変えると言っているが、私は信じない」

民主党全国大会の最終日の20日、77歳のバイデン氏は大統領候補としての指名受諾演説をバーチャルで行いました。

24日から4日間連続で共和党代表大会が始まりますが、トランプ大統領はこれまでの伝統を破り、ホワイトハウスで共和党の大統領指名の受諾演説を行うことになります。その後、11月3日の選挙日まで、数回の政策弁論会を含め、両党の候補者が真っ向勝負をすることになります。

 
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