ペンス副大統領が指名受諾演説 「米国を再び偉大にする」

共和党代表大会3日目の8月26日、ペンス副大統領が正式に指名を受け、演説を行いました。ペンス副大統領は、今回の選挙は特別な意味を持ち、米国は歴史的選択の岐路に立っていると強調し、バイデン氏は米国を社会主義にしようとしているが、トランプ大統領の助けを借りて、米国を再び偉大なものにするだろうと述べました。

ペンス副大統領は社会不安をもたらした左翼の暴徒を非難し、トランプ政府が法と秩序を回復すると強調しました。

ペンス副大統領
「我々はあらゆる人種、信仰、肌色の米国人のために、この国の通りに法と秩序を回復する」

ペンス副大統領はバイデン氏を社会主義とテロリズムを支持する極左の操り人形だと批判しました。

ペンス副大統領
「ジョー・バイデンはウサマ・ビンラディン撲滅行動にさえ反対した」

ペンス副大統領はバイデン氏が警察の弱体化を支持していると非難し、バイデン氏の下では米国は安全ではなくなると述べました。

ペンス副大統領
「我々は警察を弱体化させるつもりはない。今も今後もない」

ペンス副大統領は米国は奇跡が生まれる国だが、バイデン氏には理解できないようだと述べました。

ペンス副大統領は、年内には米国が世界初の安全で効果的なワクチンを製造すると発表しました。

ペンス副大統領
「米国は奇跡が生まれる国であることが、ジョー・バイデンには理解できないようだ」

ペンス副大統領は、今回の選挙は重要であり、米国は歴史の岐路に立っており、バイデン氏が当選すれば、国を社会主義へと転向させることになると強調しました。

ペンス副大統領
「ジョー・バイデンは米国を社会主義と衰退の道へと導くだろう。しかし、私たちはそんな事はさせない」

そして、トランプ大統領の再選で、神の助けを借りて、米国は再び偉大な国になるだろうと述べました。

ペンス副大統領
「ドナルド・トランプ大統領があと4年ホワイトハウスにいれば、神の助けを借りて、米国を再び偉大な国にする」

ペンス副大統領の演説のあと、トランプ大統領とファーストレディのメラニア夫人のサプライズ登場で、会場が湧き上がりました。

ペンス副大統領が26日に演説を行ったフォート・マクヘンリーは、1812年の米英戦争でボルチモアの戦いが行われた場所であり、米国国歌の歌詞が生まれた場所でもあります。

 
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