米デンバーで銃撃事件 トランプ支持者が死亡 =容疑者はantifa関係者の疑い

10月10日、米コロラド州のデンバーで銃撃事件が発生し、警察を支持する活動に参加していたトランプ大統領の支持者の男性が射殺されました。ネット上に公開された情報によると、犯人はANTIFAと関連している可能性があるとのことです。

銃撃事件は10月10日にデンバー美術館の近くで発生しました。トランプ大統領支持者の男性と若い男が口論になり、体の衝突に発展しました。相手の男は拳銃を抜いてトランプ大統領支持者に向けて発砲し、男性は死亡しました。

このトランプ大統領支持者は後にリー・ケルトナーさんであると判明しました。母親のキャロルさんはSNS上で、息子は退役軍人であり、この日は警察を支持する活動に参加しに行っていたと述べました。また報道によると、ケルトナーさんは帽子職人で、25年前からこの仕事を続けていました。

犯人については、地元メディアに雇われた民間警備員で、今年30歳のマシュー・ドロフであることが明らかになり、現行犯逮捕されています。

事件現場では当日、警察を支持する集会の他に、デンバー共産党などが主催する「ブラック・ライブズ・マターーANTIFA」集会も行われていました。しかし、デンバー警察は、犯人はANTIFAとは無関係だと述べています。

一方、ネットユーザーが公開した情報によると、ドロフ容疑者は以前ウォール街占拠運動に関与していました。また彼のSNS上のコメントは、反トランプ、反イスラエル、反警察の傾向があり、「ブラック・ライブズ・マター」への支持を表明しています。手首には、ANTIFAがよく使う 「スペースインベーダー(Space Invaders)」のタトゥーを入れており、これらの情報は ドロフ容疑者とANTIFAの間に繋がりがあることを裏付けています。

現在、ドロフ容疑者は第一級殺人の容疑をかけられています。

 
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