「ハンター氏は父親の代わりに中国で関係網を構築」=アップルデイリー

バイデン一家の中共とのつながりが明らかになりつつあります。民主党のバイデン候補の息子ハンター氏が中国華信エネルギー社と結託していた証拠をニューヨーク・ポストが暴露し、さらにアップル・デイリーが、バイデン一家の10年近くに及ぶ中国での活動、特に中共幹部とのつながりを暴露した調査報告書を入手しました。

民主党大統領候補のバイデン氏は2009年から2017年にかけて、オバマ政権で副大統領を務めていました。2010年から、バイデン氏の息子ハンター氏は、父親に代わって中国でのネットワークを構築しはじめました。

アップル・デイリーの報道によると、ハンター氏は2010年4月に初めて中国を訪問し、北京で中国の金融機関のトップグループと会談しました。

2012年には、中国の「万向グループ」が米国の新興エネルギー企業「グレートポイント」に13億ドル近くを投資し、その年の米国最大の外資系ベンチャーキャピタルとなりました。ロサンゼルスでの調印式には、当時中共の副主席を務めていた習近平氏が出席しました。グレートポイントは、ハンター氏が所有するセネカ・グローバル・アドバイザー(Seneca Global Advisors)の顧客です。

2013年、BHR Partners(BHRパートナーズ)が米中合弁会社として上海に設立され、現在の資本金は20億ドルを超えています。この企業は、中国側は中共の国有企業である「渤海キャピタル(Bohai Capital)」が主に出資しており、米国側の出資者はローズモント・セネカ・ソーントン(Rosemont Seneca Thornton LLC)で、ハンター氏とオバマ政権の国務長官ジョン・ケリー氏、及び養子のクリス・ハインツ氏などが株主となっています。

同年12月、ハンター氏は当時の副大統領であるバイデン氏とともに中国を訪問し、その際に習近平氏と会談しました。それから2週間も経たないうちに、ハンター氏の会社の1つが中国銀行と15億ドルの未公開株の契約を結びました。

2015年には、中国遠洋グループの投資子会社が、ハンター氏が顧問を務めていた米企業ローズモント・リアルティ(Rosemont Realty)の事業を30億ドルで購入することを約束しました。

時事評論家 唐靖遠氏
「これらの暴露はバイデン がずっと嘘をついており、米国人を騙していることを裏付けている。息子の大量の汚職と違法行為を知っていただけでなく、彼自身も関与している可能性がある。次に、ハンター氏と中共の間の権力と金銭の取引は、必然的にバイデン氏の権力腐敗に関わってくる。ハンター氏は政府の職務に就いていないため、彼の金銭と権力の取引はバイデン氏を通して完成しているからだ。三つ目は、バイデン親子の中共との関係の暴露だが、単純なビジネス面の汚職問題ではなく、重大な国家安全問題である。すでに明らかになった情報からわかるように、ハンター氏の大量の弱みを中共が握っている。中共の米国への浸透、政治的干渉はすでに国の核心部分にまで及んでいる」

 
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