カリフォルニア州知事リコール運動 期限内に署名200万人を突破

中共ウイルスの対応をめぐる市民の不満を背景に広がった、カリフォルニア州ギャビン・ニューサム知事へのリコール運動は3月17日最終日を迎えました。その署名の数は実に211万7千人に達しました。

ギャビン・リコール運動2020の抗議活動とカリフォルニア州民の反応をお伝えします。リコールの是非を問う選挙実施には、およそ150万人分の署名が必要ですが、ギャビン・リコール運動2020は、期限の3月17日現在で211万7千人を突破しました。

ギャビン・リコール運動2020 顧問/ランディ・エコノミー
「これはギャビン・ニューサム知事が自ら招いた事態だ。4000万人のカリフォルニア州民を1年間も規制する必要はなかったが、彼はそうすることを決めた。彼は刑務所から囚人を解放し、パンデミック中に私たち全員を自宅に軟禁した」

民主党のギャビン・ニューサム カリフォルニア州知事は3月15日、「共和党員よ、リコールを止めろ」という自らの運動でリコールに対抗しました。記者会見で、ニューサム知事はリコールの活動に対してこう述べました。

カリフォルニア州知事/ギャビン・ニューサム
「リコール運動の発起人たちを見てみろ、「スリー・パーセントズ」(民兵組織)の誇らしげな者やオルタナ右翼のミリシアグループもいる。その他は陰謀論の信奉者で、Qアノンを信じている連中だ」

しかし、それは違うとリコール運動顧問のランディ・エコノミー氏は言います。

ギャビン・リコール運動2020 顧問/ランディ・エコノミー
「彼らは思いつく限りの名前を使って、我々にレッテルを貼ろうとする。馬鹿げている。我々はカリフォルニア州民だ。請願書に署名した人の38%は民主党、無党派、第3の党、緑の党、リベルタリアン、改革党等の人たちだ。これはカリフォルニアの運動なのだ。世論は分かれています。ニューサム知事を支持する人もいれば、彼の欠点を指摘する人もいます。ニューサム知事のツイートの返信には「どちらの側もあなたに消えてほしいと思っている」との書き込みもあります。また別の人は「実はこれは無能対有能の戦いだ」とコメントしました」

ギャビン・リコール運動2020 顧問/ランディ・エコノミー
「これは米国史上最大の州民投票だ。皆が請願書に署名しており、その名前は58の郡の有権者登録所によって確認済みだ。これは実に感慨深いプロセスであり、気が遠くなるようなプロセスだった。だが州民はそれを成し遂げたのだ」

リコール運動は将来特定の候補を推すことは意図しておらず、すべての候補者の健闘を祈っています。

 
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