駐韓ベルギー大使夫人 衣料品店で暴行 外交免責特権はく奪&大使離任

ベルギーのピーター・レスクイエ駐韓大使の妻が今年4月に、韓国の衣料品店で店員を平手打ちした問題で、ベルギー外務省は5月28日、今年夏にレスクイエ大使の韓国での3年間の任期を終了させると発表しました。

ピーター・レスクイエ大使の中国人妻・相雪秋(そう・せっしゅう)氏が今年4月、ソウル市内の衣料品店で万引きが疑われたため、激高している様子が監視カメラに映っています。店員が謝り続けましたが、相氏の怒りが収まらず、仲裁に入った別の女性店員の顔を平手打ちしました。

この事件は韓国で人々の怒りを買い、ベルギー大使館前では抗議行動が行われました。

ベルギー外務省は5月28日、ベルギーと韓国の関係のため、今年夏にレスクイエ大使の韓国での3年間の任期を終了させると発表しました。 事件発生後、大使が妻の行動について謝罪したほか、大使夫人も店員二人に謝罪し、警察の取り調べに応じているとされています。韓国警察の要請により、相氏の外交官免責特権が取り消されました。

 
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