テキサス州知事が臓器狩り譴責決議案に署名

中国の臓器移植業界において、中共が20年以上前から強制的に臓器摘出を行っていることが数々の証拠によって証明されています。テキサス州のグレッグ・アボット知事は、中共の臓器狩りを非難する決議案に署名し、連邦議会と大統領に行動を起こすよう促しました。

アンジェラ・パクストン(Angela Paxton)上院議員などが提出したこの決議案は、テキサス州の上院、下院共に全会一致で可決されました。アボット知事が6月7日に署名し、テキサス州を代表して中国共産党が行っている生きた人からの強制臓器摘出という非人道的行為を非難しました。

およそ2年前、英ロンドンの独立法廷は「大規模な」生きた人からの強制臓器摘出が中国で何年も前から行われていたと裁定しました。

共和党の下院議員で、決議案の発起人であるマット・シャヒーン(Matt Shaheen)議員は取材に対し、中国で臓器移植を受ける人々には、強制摘出された臓器を移植される可能性があることを警告してあげる必要があると述べています。

テキサス州共和党 マット・シャヒーン議員
「中国で臓器移植を受ける場合、その臓器がこのような方法で入手されたものである可能性があることを、医療関係者や他の人々に知ってもらう必要がある」

独立法廷の調査によって、臓器狩りの主な犠牲者は「真善忍」を信条とする法輪功学習者であることも明らかになっています。 中国共産党は1999年7月に法輪功への全面的な弾圧を発動し、今に至っています。

また、この決議案の一環として、テキサス州は、米国の医療・製薬企業が臓器狩りに関わっている中国企業と協力することを禁止し、臓器狩りに関わった人々の入国を禁止し、それらの人々を起訴する法律を制定するよう、連邦議会と大統領に要請しています。

 
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