米原潜 南シナ海で「未確認物体」に衝突 乗務員15人負傷

10月2日午後、米海軍のシーウルフ級攻撃型原子力潜水艦「コネチカット」が南シナ海で「未確認物体」に衝突しました。米海軍の報道官は7日、衝突した物体が何であるかは判明していないが、人命に関わるような負傷者は出なかったと発表しました。

米海軍は7日、原子力潜水艦が2日に南シナ海での潜行中、「未確認物体」に衝突し、負傷者が出たものの、命に別条はないとの声明を発表しました。

米海軍は声明の中で、原子力潜水艦コネチカットの原子力推進装置や艦内空間は影響を受けておらず、完全に稼働し続けていると表明しています。

匿名希望の米政府関係者は、事件は国際水域の南シナ海で起きたと述べました。乗務員15人が打撲や裂傷などの軽傷を負いました。

同潜水艦は現在、検査のために自力でグアム島の基地に到着したといいます。また、米政府関係者は潜水艦と衝突した物体が何であるかは分かっていないと述べています。

 
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