米民主党マーキー上院議員 中共の人権侵害を非難

北京五輪に対する外交的ボイコットが相次ぐ中、米民主党のエド・マーキー上院議員は、米国には世界の経済的・軍事的なリーダーとしてだけでなく、世界の道徳的なリーダーとして、人権侵害に光を当てる責任があるとNTDに語りました。報道をご覧ください。

ホワイトハウスは12月6日、北京五輪の外交的ボイコットを発表しました。これは来年2月に開催される北京五輪に米国から政府関係者を派遣しないことを意味します。米民主党エド・マーキー上院議員はNTDに 対し、外交的ボイコットは中共の人権侵害に国際的関心を呼び起こすことができると語りました。

マサチューセッツ州 エド・マーキー上院議員(民主党)
「その主な理由は、ウイグル人を虐待していることだ。これは米国の人権についての声明であり、我々の声を聞いてもらい、中国(共)が行っていることに光を当てることがいかに重要であるかを示すものだ。外交的ボイコットを通じて、これらの抑圧された人々に起きていることに全世界がもっと注意を払うようになるのだ」

中国共産党政権は、新疆ウイグル自治区で、100万人以上のウイグル人を恣意的に拘束していることが報告されています。拘束された人々は、強制労働、強制不妊手術、組織的な虐待を受けていると語っています。今年、強制労働への懸念から、多くの衣料品ブランドが新疆ウイグル自治区からの綿花の調達を削減しています。マーキー上院議員は、米国に何ができるかについて自身の考えを説明しています。

マサチューセッツ州 エド・マーキー上院議員(民主党)
「私たちはウイグル人労働者の搾取に注意を払い、ウイグル人を抑圧する動きに加担するつもりはないという説明責任を果たすことだ。だから、私たちは中国(共)が作っている製品とは関わらないようにしている。それらの製品の販売を必要としていないし、米国の消費者に販売することも許さない」

マーキー上院議員は、宗教的迫害、強制労働、強制臓器摘出など共産中国で行われているあらゆる人権侵害に、米国が光を当てることが重要だと述べています。

〈字幕版〉

 
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