『ぬいぐるみ争奪戦』とでも名付けたくなるような動画がインターネットに広がっています。12月19日、上海ディズニーランドがダッフィークリスマスシリーズの発売を開始したところ、夜中から５千人が列を作り、購入できなかったためにかんしゃくを起こす人も見られました。
12月29日の午前３時、気温0℃の寒空の下にもかかわらず、限定販売のグッズを買うために集まった５千人が、上海ディズニーランド入場ゲート前で長蛇の列を作りました。
このグッズはぬいぐるみ６個とキーホルダー６個が入った2021年版の「ダッフィーと友達のクリスマスシリーズ」で、定価は2148元（約39000円）だと中国メディアは報じています。抽選販売となっていることから大々的に宣伝され、転売市場では定価の約４倍となる8500元（約15万円）まで値上がりしています。
この日、現地に朝５時にかけつけて並んだという男性はこのグッズを購入できず、その場で崩れ落ちるようにひざを折って不満を叫びました。
ネットユーザーからは「たかがぬいぐるみ数個にそれほど価値があるのか？」「ぬいぐるみ１個（の値段）が数千元にもなっているのか」との冷ややかな声が上がっています。
