スロベニア 台湾と代表処設置を協議

中国共産党外交部の趙立堅報道官は、スロベニア台湾との新しい計画に「非常に驚いている」と表明しました。これは17日、スロベニアの首相がインドの国営テレビ局の取材に対して、リトアニアと同様に、スロベニアに台湾の代表処設置を検討していると明かしたことに対する反応です。

スロベニア首相 ヤネス・ヤンシャ氏
「我々は代表機関の設置について協議しています。率直に言って、もし我々がより強力な連合を組んでいたならば、すでにこのような貿易代表事務所が設立されていたでしょう」

ヤンシャ首相は、代表処にどのような名称を使用するのかについては明かしませんでした。また、リトアニアに設置されている「台湾代表処」という名称は中共から怒りを買いましたが、スロベニアのヤンシャ首相は、名称は重要ではないと述べています。

また、ヤンシャ首相は台湾に対する自身の認識として、台湾の主権を認め、台湾こそが中国の「正統な後継者」であるとし、台湾の独立を支持すると述べました。

スロベニア首相 ヤネス・ヤンシャ氏
「台湾についてのことですが、歴史を知り、中国の正統な後継者、つまり中国の人民が台湾に逃れたことを知っている人なら、私たちが台湾人の主権を支持することを理解できると思います。台湾人が独立したいと望むなら、私たちはそれを支持します」

ヤンシャ首相の発言を受け、中共の官制メディアは、ヤンシャ首相がスロベニアを「地雷原」に導こうとしていると強く非難しています。

一方、台湾はヤンシャ首相の発言に対して歓迎の意を表明しています。台湾外交部の欧江安(おう・こうあん)報道官は、首相の「洞察力のある」発言に感謝していると表明しました。

 
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