上海で新たに7人死亡 比国大使が中国で死亡

上海市当局は近日、都市封鎖以降初めて今回の感染拡大による死者数を発表しました。しかし、民衆からは数字が大きく改ざんされたと批判されています。

上海市衛生健康委員会は19日の公式発表で、18日に60歳から101歳までの感染者7人が死亡したと発表し、7人全員が基礎疾患を抱えていたとしています。

17日にも、今回の感染拡大で初めての死亡例として、基礎疾患を持つ高齢者3人が死亡したと発表しました。

「上海で新たに7人が死亡」。19日、この話題は微博(ウェイボー)と百度(バイドゥー)の検索順位トップに上りました。 ネットユーザーからは、公式発表の数字が著しく改ざんされていると批判する書き込みが相次ぎました。

あるネットユーザーは、「4月17日以前に東海老人ホーム、日月星老人ホーム、愛以徳聯泰老人ホーム、蘭公館老人ホームで死亡した人、さらにコロナに感染して治療を受けられなかった罪なき老人たちは何なのか。彼らは数字にすらならないのか」と疑問を呈しています。

また、あるネットユーザーは、「上海市政府の言うことは一言も信じるな。全部偽データだ」とコメントしています。

同日、フィリピン外務省は駐中国大使のホセ・サンティアゴ・サンタ・ロマナ(Jose Santiago L. Sta. Romana)氏が死亡したと発表しました。 台湾の中央社は、ロマナ氏の家族の話として、ロマナ氏が今月18日に安徽省黄山市で隔離期間中に死亡したと報じています。具体的な死因は明らかにされていません。

 
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