米民泊大手エアビー 中国本土事業を終了へ

ロックダウンによる影響を受けているのは、中国の製造業だけではありません。

米民泊サイト運営大手のエアビーアンドビー(Airbnb)社は24日、中国本土事業を終了すると発表しました。7月30日以降、全ての物件掲載や体験サービスを停止するとのことです。

エアビーアンドビーの中国での事業は、ロックダウン措置のため、縮小傾向にありました。

サンフランシスコに本社を置くエアビーアンドビーが中国市場に進出したのは、2016年に遡ります。

米放送局CNBCが内部関係者の話として伝えたところによると、ここ数年、中国市場が占めている割合は同社の収益の1%程度だといいます。

中国で事業展開する多くの多国籍企業が苦境に立たされています。中共当局がゼロコロナ政策を続けているからです。この政策は、経済に大きな打撃を与え、ビジネスの主要分野のほとんどで混乱が生じています。

〈字幕版〉

 
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