「神韻は中国文化の本流」鑑賞のために一時帰国した社長、喜び語る

「神韻は中国文化の本流」鑑賞のために一時帰国した社長、喜び語る

2023年1月6日、ケニアに拠点を置く日本の大手農業機械メーカー社長の大岡誠さんが日本に帰国し、兵庫県立芸術文化センターで開催された神韻芸術団の公演を鑑賞(牛彬/大紀元)

2023/01/09

「世界一美しい舞台。踊りが素晴らしいだけじゃなくて、絵が素晴らしいし、音楽が素晴らしいし、衣装が素晴らしい。最高です。中国五千年の伝統です」

日本の大手農業機械メーカーのケニア現法社長を務める大岡誠さんは6日、兵庫県立芸術文化センターKOBELCO大ホールで神韻公演を鑑賞した。「神韻を見るためにわざわざ帰国した甲斐があった」とその喜びを語った。幕が上がった瞬間「天上の世界があったらこんな感じだろうなと思った」という。

「踊りが一番素晴らしい。重力がないような感じ」と語る大岡さん。女性が長い袖をはためかせる古典舞踊に関して「天女の舞です。美しいね。手足の動きが優雅なだけじゃなくて、服まで風にたなびいてね。私もいろいろ見てきたけど本当に世界一」と賞賛した。

舞台からは古典文化の内包も感じたという。「老荘思想の深淵なところ、孔子様の深いところ、それからお釈迦様が出てきてみんなを救うところ。道教、儒教、仏教を感じました。中国の全部があったね。神韻は中国文化の本流を表している」と語った。

大岡さんは現代中国の臓器収奪問題を伝える演目にも注目した。「中国共産党が法輪功を弾圧して臓器収奪していることはよく知ってます。日本人はあまり知らないけどね。欧米人はみんな知ってることです。もうちょっとの辛抱です」

「70年間続いた中国共産党政権は、中国の歴史から見たら一瞬。もうすぐなくなるから。また中国の伝統文化が復活することを待っています」

2023年1月6日、神戸で90年近い歴史を持つ洋菓子店「ボックサン」の福原俊明社長さんが、兵庫県立芸術文化センターで神韻芸術団の公演を鑑賞(牛彬/大紀元)
2023年1月6日、神戸で90年近い歴史を持つ洋菓子店「ボックサン」の福原俊明社長さんが、兵庫県立芸術文化センターで神韻芸術団の公演を鑑賞(牛彬/大紀元)

同日、神戸で90年近い歴史を持つ洋菓子店「ボックサン」の福原俊明社長が神韻公演に訪れた。「踊りも良かったし、色彩も綺麗だったし、非常に感動しました」と語った。福原さんは様々な受賞歴があるパティシエで、厚生労働省より「現代の名工」に認定されている。

「バックの景色が綺麗だったじゃないですか。人が後ろに落ちてからパッと飛んでいくのとかが面白い。あれはやっぱりなかなか素晴らしいアイディアでよかったですよ」と語る福原さん。東洋と西洋を融合した迫力あるオーケストラの演奏にも魅了され、特に二胡の演奏が気に入ったようだ。「普段聞いたことないような楽器なので、生で聞けて良かったです」

福原さんは舞踊劇にも親しみを覚えたという。「孫悟空や三国志の趙雲など、よく知っている物語なので面白かったです。菩薩さんとか、お釈迦さんとか、非常に多岐に渡って仏教を感じましたね。」と語った。また、現代にもそうした古来の価値観が必要だと感じたという。「悪いことをしたら罰が当たり、良いことをするとやっぱり良いことが起こるみたいな、善悪をきっちりと演出されていた。人々はもう一度考え直さないといけない」

最後に福原さんは「多くの人に見て欲しい」と語り、「素晴らしい1年になると思います」と締めくくった。

福原俊明さんは、兵庫県洋菓子協会理事、専務、常任理事などを務め、副会長を経て2016年5月より日本洋菓子協会連合会常務理事を務めている。厚生労働省より「現代の名工」に認定されたほか、全国菓子大博覧会などで様々な賞を受賞。さらには東久邇宮文化褒賞、黄綬褒章受章などの多くの受賞歴がある。

失われた中国伝統文化の復興を目指す神韻芸術団は、目下、日本巡回公演を開催中だ。ツアー日程は公式サイトで確認できる。

大紀元は神韻芸術団の後援メディアとして、2006年の芸術団創設以来、観客の声を伝えています。

(大紀元エポックタイムズより転載)