北朝鮮、核・ミサイル開発を継続=国連報告書

[国連 3日 ロイター] – ロイターが入手した国連報告書によると、北朝鮮は、国連安全保障理事会の制裁を潜り抜け、核・ミサイル開発を継続している。

北朝鮮制裁を監視する専門家による報告書が3日、北朝鮮制裁委員会に提出された。

それによると、北朝鮮は核・ミサイル開発を続けており、洋上で船を横付けして荷物を違法に積み替える「瀬取り」によって、石油製品の密輸をかなり増やしている。

シリアとの軍事協力も継続。北朝鮮の弾道ミサイルの技術者が2011年、16年、17年にシリアを訪問したという。イエメンの親イランのイスラム教シーア派武装組織フーシ派への武器売却も試みている。

さらに、輸出が禁じられている繊維製品も2017年10月━18年3月の間に、中国、ガーナ、インド、メキシコ、スリランカ、タイ、トルコ、ウルグアイに1億ドル以上輸出した。

 
関連記事