中東平和を促進 トランプ大統領がノーベル平和賞にノミネート

ノルウェー国会議員でNATO議会ノルウェー代表団の議長を務めるティブリンイエッダ氏は9月9日、ノルウェーのノーベル委員会にトランプ大統領を次期ノーベル平和賞の候補者として正式に推薦する書簡を送りました。

トランプ大統領がノーベル平和賞候補に指名された最大の理由は、イスラエルとアラブ首長国連邦との歴史的な合意を仲介して国交正常化を実現させ、中東の平和への道に大きな働きをしたことです。

ノルウェー国会議員 ティブリンイエッダ氏
「ドナルド・トランプ氏に相応しい栄誉で、実際他の人よりも大きな努力を払ってきた。彼は困難な局面への対処が得意であり、人との対話を、他の指導者との対話を恐れないからだ」

ティブリンイエッダ氏は、近年のノーベル平和賞は左翼の指導者が受賞する傾向にあるが、トランプ大統領は他の候補者よりも国際平和に貢献してきたと指摘しています。

ノルウェー国会議員 ティブリンイエッダ氏
「バラク・オバマを見てください。彼は実際には何もせず、ノーベル平和賞を受賞した。 当時彼は大統領に就任してまだ1年で、いくつかの素晴らしいスピーチをし、見た目も悪くない。しかし、実際には彼は平和のために何もしていなかった」

トランプ大統領がノーベル平和賞候補に指名されたことを受けて、ホワイトハウスのマクナニー報道官は、大統領に相応しい栄誉だと述べました。

ホワイトハウス報道官 マクナニー氏
「これは苦労して獲得された、大統領に相応しい名誉だ。 トランプ大統領の外交政策は、常に実力で平和を実現することだ」

イスラエルとアラブ首長国連邦の和平合意に続き、セルビアとコソボもまた、トランプ大統領の仲介の下、歴史的な合意に達し、経済関係の正常化が実現しました。また、イスラエルのエルサレムに大使館を開設することを約束したことは、中東和平プロセスの推進におけるトランプ大統領のもう一つの重要な功績となっています。

 
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