李大師の文章、「人類の向かうべき方向を示している」

今年の旧正月に発表された、法輪功創始者、李洪志氏の文章「なぜ人類はいるのか」は、大紀元読者の間で広く読まれ反響を呼んでいる。受け手の信仰、宗教に限ることなく、その普遍的価値は支持されている。

在米華人の戈壁東(か へきとう)氏は文章について、「宗教を超越するものであり、高次元の生命が災害が来る前に人間に向けた『警告』と『救済』だ」と語った。

戈氏は、上海復旦大学で経済学の修士号を取得し、上海経済発展研究所の研究員を務めた。キリスト教徒。作家でもある。

この文章を人類に迫る危機についての警告と捉える戈氏は、まさに信仰にかかわらず「人を救う」ために出されたものだと述べた。

牧師との友人の友人の会話を引き合いにした。「例えば洪水や津波が襲来するような真の危機に直面した時、あなたがどの信仰か、誰が師なのかを固執するべきではない。この救いの言葉に従うべきではないだろうか」

「私は敬虔なクリスチャンであるが、友人の多くは法輪功の学習者である。彼らは真善忍を信仰しており、長年を経ても、彼らが悪事を行ったことはない。善良と公正さを大切にする信仰だ」

戈氏は多くの友人に文章を伝えたいという。「あなたは魔女や魔術師、インターネット上での嘘を信じているが、真善忍を説く李大師の言葉、人類の末期の警告になぜ耳を傾けないのか」

戈氏は人類が過去3年間で疫病に晒され苦難を経験し、災難の中にあるという。「こうしたなか全世界、全人類に向けて話すことはなかった李大師が、こうして言葉を伝えている。偶然ではないだろう」

NY華人弁護士、文章は「人類の方向性示す」

葉寧氏は米ニューヨーク州の弁護士で、多くの難事件を引き受けてきた。李氏の文章を読んで、「人類の向かうべき方向を示すもの」と語った。

葉寧氏はキリスト教徒だが仏教にも関心を寄せる。文章は「人を眠りから目覚めさせる薬である」と述べた。「人類やすべての生命、星に至るまで、生老病死つまり成住壊滅がある。私たちのこの世はとても悪い状態にある。いわゆる末法時期だ。文章は目覚めさせる薬となるだろう」

葉寧氏は自身が捉える人類の危険について、次のように語っている。「第2次世界大戦後、人類の破滅は一気に進んだ。技術革命はめざましく、発明は人類を非常に豊かにした。いっぽう精神性と道徳は失墜した」。

全体主義政権の中国がもたらす悪影響は人類全体に広がっているとも指摘した。

いっぽう、文章は人類に希望を与えるものだとも述べた。「末法の時期に苦しみを恐れず自らを修めなければならない。神はこれらの徳を積んだ人、善き人を天に導くだろう」

葉寧氏は予定された神韻芸術団の米国公演も楽しみにしていると語った。「神韻の芸術形式は人類の美徳、中華文化を反映している。物欲が横行し道徳が堕落したいま、神韻を鑑賞できるのは福報ではないか」。神韻の示す真善忍は、芸術的な楽しみだけでなく魂の感動であり、精神性の向上につながるものだとした。

(大紀元エポックタイムズより転載)

 
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