洪水関連文書が明るみに 広東省で複数のUFOが目撃される

中国共産党(中共)は警告なしに洪水放水し、多くの地域を浸水させました。洪水後の現在も、多くの人々が家を失っています。先日、河北省当局のある文書が暴露され、世論の反発を引き起こしています。

保定洪水文書が公開、被害者は2万元しか支払われず

最近、保定市管轄の涿州市、淶水県、高碑店市、定州市などは深刻な洪水に見舞われており、なかでも涿州市は最も深刻で、多くの死傷者を出しています。

先日、河北省保定市の災害補償に関する文書が明るみになり、世論の反発を招きました。その通知には、被災者には1日30人民元(約600円)、最大15日間しか補償されないと記されています。死亡した被災者の家族は2万元(約40万円)、家屋が倒壊した家庭は一家族最高4万元(約80万円)までの義援金しか受け取れません。また、田畑は今後、収穫できないため、1ムー(約201坪)あたり9元(約180円)しか支払われません。

このニュースが明るみになった途端、ネットユーザーから罵声が殺到しました。 一部のネットユーザーは、中共の目には、人命が本当に無価値に映るのだと嘆いており、また、今回の洪水による死傷者は特に多く、地元政府にはその費用を支払う余裕がないと考える人もいます。

涿州市洪水から半月 今も停電・断水状態

中共当局の無警告の放流により、河北省各地が大きな被害に見舞われました。涿州市のあるネットユーザーは、洪水から半月が経った今も、自宅は壊滅的な被害を受け、いつ通常の生活に戻れるかわからないといいます。

涿州市民
「今日は洪水から15日目ですが、まだ水が出ません。いつ電気がつくのか。この家はもう……」

広東省恵州市で複数の未確認飛行物体

8月13日、広東省恵州市の住民が青紫色の光を放つ複数の未確認飛行物体を撮影しました。 映像では、青紫色の光を放つ複数の飛行物体が一定の速度で移動しています。 雲に覆われていたため、詳しくは見えませんでしたが、多くのネットユーザーは、UFOではないかと推測しています。 また、流星群か彗星ではないかという意見もあります。

拡大する中国信託業界の危機

中国の信託大手、中植集団の傘下にある中融信託が最近、さまざまな投資商品の支払いができない状態が続いています。そのため「影の銀行」といわれるシャドー・バンキング・システムのリスクに対する市場の懸念が高まっています。

中融信託は今年、総額395億人民元(約7882億円)、270の商品が満期を迎えようとしています。8月11日、市場の噂では、中植集団の債務不履行により、中融信託は支払いを停止したといいます。 同日夜、中融信託は「同社は通常通り操業しており、公式情報は正確です」と回答しました。

「ブルームバーグ」は、Chanson & Co.の役員である沈萌氏のコメントを引用し「現在最大の問題は、中植集団に関連するリスクをどのように切り分け、信託業界全体の信頼崩壊につながらないようにすることである」と述べました。

碧桂園が債務不履行 中国不動産業界は窮地

最近、中国最大の不動産会社のひとつである碧桂園が、期日までに2250万ドル(約32億7000万円)の債券利息を支払えなかったことにより、市場にパニックを引き起こしました。

8月7日、中国最大の不動産デベロッパーである碧桂園が、総額10億米ドル(約1450億円)相当の2つの債券の利息を返済できないことが明らかになりました。 その後、碧桂園は創業以来「最大の困難」に直面していると表明しています。 8月14日から、碧桂園は約10の債券の取引を停止しました。 同日、同社の香港での株価は18.3%下落し、ドル建て債券の価格もそれに呼応して下落しました。

ニューヨーク飛天大学人文科学学科・章天亮副教授
「碧桂園の債務不履行は、実は恒大集団の債務不履行よりも深刻です。 碧桂園に対して、国の支援は非常に毅然としていますが、それでも、碧桂園は2250万ドルの利子さえ支払うことができません。これは中国の住宅市場が救済不可能であることを意味しています」

 
関連記事