トランプ事件を利用して闘争を煽る存在がいる

米国のトランプ大統領が、4か月の間に4度目の起訴をされた件について、米国で文筆家や評論家、数学者として活動するジェームズ・A・リンゼイ氏は、次のように分析しています。急進左派が「トランプ事件」を用いて、超党派の対立を作り出し、米国を分裂させ、国内の法の支配を弱体化させようとしているといいます。

ジェームズ・A・リンゼイ氏
「急進左派は、共和党と民主党を争わせ、人々を分裂させようとしているのです。彼らがしていることは、人々を互いに戦わせ、社会全体を引き裂き、人々に自分たちの破滅を受け入れさせることです。ひとたび米国人が国家機構の破壊を受け入れれば、彼らは破壊された国家機構の基盤の上で、次の行動を起こすことができるのです」

リンゼイ氏のいう「彼ら」とは、急進左派のことで、その目的は西側システムの基盤を破壊し、新たなシステムを構築することです。また、トランプ氏を起訴することは、法律を政治の道具に貶め、米国人が法の支配を信用しなくなるようにする目的があります。

ジェームズ・A・リンゼイ氏
「彼らがやろうとしているのは、共和党側であろうと、民主党側であろうと関係なしに、人々を互いに対立させ、争わせようとしているのです。ただ前にも述べたように、彼らには別の方向性や目標があるのです。人々がトランプ氏の有罪か無罪かを討論している時にも、彼らは自分たちの目標に向かって進むだけです。その目標とは、法律の支配を弱体化させ、法の支配に対する米国人の信頼を損なわせることです」

リンゼイ氏は、米国の文筆家であり、数学者かつ評論家でもあります。これまでに共産主義の理論と戦術について深く研究し、著書『Race Marxism』および『Cynical Theories』は、十数か国語に翻訳されています。

リンゼイ氏は、トランプ氏に対する行動は急性左派の浸透、いわゆる無血革命であり、その理論は1971年に出版されたソウル・アリンスキー氏の著書『過激派のルール』に由来すると考えています。

ジェームズ・A・リンゼイ氏
「我々はトランプ氏の事件から何が見えるでしょうか。まず、FBIがトランプ氏の邸宅、マー・ア・ラゴを家宅捜索し、その後いくつかの法的問題が提起されました。今ある起訴状は、内容が非常に広範囲に及んでます。ジョージア州の最新の起訴状は、論点がいくつもあり、漠然とし、やはり広範囲に及んでいます。私たちが目にしているのは、トランプ氏を打倒し、政敵を迫害する行為を、米国民に見せつけるエスカレートした挑発です」

リンゼイ氏は、これこそが急性左派の被害者を犯罪者に仕立て上げ、状況を操作するやり方だといいます。

ジェームズ・A・リンゼイ氏
「アンティファこそが、この分野のやり手で、彼らはこのように人々を挑発する訓練を受けています。誰かがキレるまで、怒鳴り散らすまで、物を投げつけ、または殴りかかるまで、人々を挑発するのです。そしてその映像を世界中に拡散し、何が起こっているのか誰も理解しないうちに、真実が明らかにならないうちに、嘘を世界中に広めてしまうのです」

リンゼイ氏は、こうした極端な左派の手口を多くの人が知るべきであり、そうすれば冷静に状況を判断し、それに応じて対応できるようになると語りました。

 
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